一体打ちアルファは、従来のデメリットを解消し 耐久性にこだわった画期的な「一体打ち工法」です。

一体打ち工法共通のメリット

1.耐震性の向上
打ち継ぎ部の強度試験結果によると、横応力に対する強度が打ち継ぎ有の基礎に比べ1.46倍!
2.住宅の長寿命化
二度打ち工法で生じる「コールドジョイント」からの水や白蟻の浸入や、凍結による鉄筋腐食等の強度低下、亀裂の生じやすさ等の問題を解消し耐久性を向上させます。
3.立上り下部のジャンカ解消
二度打ち工法では立上り下部の締固めが不十分になりやすく、発生しやすい「ジャンカ」。この空隙から水や白蟻の浸入、鉄筋腐食等の強度低下等をもたらす危険性があります。一体打ち工法ではこの問題を解消し耐久性を向上させます。

一体打ちアルファ独自のメリット

1.本来の構造バランスを確保!
内部型枠の施工に浮かし型枠は使用しない為、埋め殺しによる錆の問題等は生じません。また、その為の保護チューブも取外せるため、異物の入らない一体基礎を実現しました。
2.劣化リスクに配慮
セパレーターの取付位置をベース天端より上部にすることで先端の腐食が発生しない様にしました。防錆にも配慮した丁寧な処理で、将来の劣化を防止。セパレーターの錆による白蟻・水の侵入を防ぎます。
3.コスト削減!
浮かし型枠分のコストアップがなく、比較的施工もしやすい為、従来の一体打ちに比べ、低コストを実現できます。

一体打ちαの工法

弊社開発者からのごあいさつ

地震対策や空き家問題を抱える日本の住宅事情は、 スクラップアンドビルドから脱却し、 優良住宅のストック化へと向かっています。 また、2020年に義務化となる ZEH (ゼロエネルギー住宅) をはじめ、省エネルギー化は今後の重要な課題です。 日本の住宅は、欧米諸国に比べて短い期間で取り壊されているのが現状です。 新築に投入されるエネルギー、住宅を壊すときに出る廃棄物を減らすため、省エネの観点からも住宅を長持ちさせることが必要であり、耐震性や耐久性を高めることが不可欠となってきています。

一方、中古住宅売買時のインスペクションでは、 基礎のよくある事例として、コールドジョイントや 型枠支持金具からの水の侵入による鉄筋の腐食や蟻害があげられます。 このように一般的な二度打ち工法では、 耐久性に欠けている点が指摘されています。

基礎は住宅の最も重要な部分です。 また、一体打ちの住宅基礎は、耐久性・耐震性に優れています。 その一体打ち工法の施工向上を図る為に開発したのが、 「ー体打ちα」であり、一体打ち工法を広めることで、 日本の住宅の発展に貢献出来ればと考えています。

設計事務所の皆様にも推奨いただいております

二度打ちや腐食の心配もなく、強度を保てる効果も期待。

私達が、宅地開発などで土留にブロック積を計画する際に、 行政によっては立上り基礎とする指導を受ける場合があります。こんな時に「ー体打ちα」が採用できれば二度打ちも無くさらに基礎とブロックをつなぐ部分の鉄筋にも腐食の心配がなく、強度を保てる効果も期待できます。また、コンクリート擁壁のベースと立ち上がり壁部分にも同様に打継が生じますが、最下部の水抜き穴より上で打継など、この工法により構造体の強度を高めることが出来、今後の土留め工事において安全性も高まると期待しています。

株式会社愛太事移所
代表取締役 一級建築士 梶田様

リスクがなく安心して使用できる。

今までの鋼製型枠の使用は、下部に金属スペーサーが残りその部分より漏水の可能性が高かったが、今回提案された型枠支保工はそのリスクが無く安心して使用できる。打ち継ぎ部分も無く経年劣化による鉄筋発鎮への影響も少なくなると期待される。

ベタ基礎だけで無く、布基礎にも利用でき基礎に掛かるコストを削減できる可能性もある。

飯田中村建築設計室
一級建築士 飯田様

施工性や耐久性が格段に向上。理想的なコンクリート構造。

設計者からみて打ち継ぎのないコンクリート構造は理想だと思う。まだまだー般的ではないー体打ち工法だが、一体打ちαは今までの一体基礎と違い、部材の簡素化や断面欠損のない工法により施工性や耐久性が格段に向上しているため今後、住宅の基礎において広く普及していくことが期待できます。

株式会社加藤設計
一級建築士 河辺様

計り知れないメリット。安心できる工法。

打継が無いことによるメリットは計り知れないと思います。 まず、コールドジョイントが発生しない、コンクリート強度が安定する等、構造体として安心できる工法です。 設計者としても歓迎するところです。

有限会社 STUDIO CUBE 建築研究所
代表取締役 一級建築士 奥村様