住宅基礎で問題になることが多いのが、セパ問題です。
セパとは、セパレーターと呼ばれる型枠のスペーサーのこと。
ベタ基礎の施工では二度打ち・一体打ちに関わらずほとんどの場合
基礎用セパレーターが使われます。
セパレーターとはこのようなものです
セパレーターは型枠を固定するスペーサーの役割をします。
型枠解体時に端部は折り取り処理しますが、よくある事例として
・セパレーター部分にできた隙間から水や白蟻が浸入。
・セパレーター端部からの錆。屋根が伏せられるまでに雨が降り基礎内に水がたまると錆が生じます。
これらは、施工上起きうることで異常ではありませんが、
水が浸入し、鉄筋が腐食すると構造的に問題が生じる可能性がありますので、
処理には注意が必要です。
この問題、多くの工務店で経験があるのではないでしょうか。